イカ釣りを楽しみたい
先日行った釣り場ではエギングのシーズンがどうやら終わったようなので、
自分も青物を狙ってみようかな、と思ったのですが、
京都北部であればまだシーズン、っていうか真夏を除いて釣れるっぽいとの情報をゲットしたので
さっそく行ってみることにしました。
このままじゃ納得いかないじゃないですか
でも、また坊主は嫌なので、保険でサビキ釣りの仕掛けとアミ姫を用意しての出発です。
だって、まだ海釣りデビューして日が浅いですので、魚を釣るということ自体の楽しみは釣り場に行く以上はどうしても捨てられないと
前回の坊主釣行で痛感したのです。
空っぽのクーラーボックスを持って帰るのは本当に辛いですからのう。
ボックス内の空気だけキンキンに冷えてる状態は避けたいものです。
これが経験豊富なアングラーであれば、小物には興味が無いってことになるのでしょうけど
まだまだその域まで達してませんので、とにかく釣り自体を楽しみたいと思ったのです。
今回向かったのは、京都府伊根町です。
あの、舟屋で有名な場所ですよね。
天橋立からも近く、非常に行きたくなってしまう条件が揃ってます。
ただし、今回の釣行に備えて、念のためにエギ以外のルアーも用意しました。
こちら。
初めて購入しました。なんだかすごく評判が良いっぽかったので、つい。
そして、エギも買っちゃいました。えへへへ。
エギいっぱい持ってるのに。。。
そもそも自分が持ってるタックルに合ってるのかどうかも不明ですが、
先日の釣行で皆さんが投げていたルアーを真似してみました。
そして、大好きなりんたこさんが監修したというこちらのルアーも購入
動画を見たらドッグウォークさせるだけで釣れていたので、
ひょっとしたら何かの時に使えるかもしれないと購入。
これで戦力は整いました（たぶん）
エギよし
ジグよし
サビキよし
たぶんこれだけの装備を揃えれば坊主で終わることはないでしょう。
第一目標、イカ（アオリイカまたはコウイカ）
第二目標、青物
第三目標、まめアジ（サビキ釣りで）
とにかく釣りたい。
美味しい魚を釣りたい。
そんな気持ちを抱えながら翌日の釣りをに控えた僕は早めの就寝をしたのでありました。
遠足の前日の小学生と同じテンションでの就寝でした。
いざ出発
あまりにも楽しみ過ぎて午前二時に起床してしまった僕は、二度寝することなくそのままのテンションで伊根市に向かったのでありました。
ほとんど寝てないじゃん。
京都北部ということで、関西中部に住んでる自分ちからはちょっと遠いのでした。
しかも深夜と早朝の狭間の時間なので真っ暗。
京都縦貫道も街灯が無い区間が長く、そこが真っ暗なので怖いのです。
さらに、前日までの雨のせいか濃霧でありまして、
局地的には凄まじいほどの濃度で視界が本当に悪いためゆっくりしか走ることができませんでした。
濃霧のため制限速度が50キロになってました。
途中で凄いスピードで抜いていったクルマがいたのでビックリしました。
（怖くないのかな）
現地に到着するも、まだ辺りは真っ暗でした。
今回は最寄りの道の駅の駐車場を使ってみました。
舟屋の里 伊根 というところです。
車中泊の人にも人気だそうで、平日に行ったのに何台か車中泊をされてる方がいました。
周りに明るい建物などが無いので、星空が凄くキレイで
「星が降って来そう」っていうぐらい星が近かったです。
北斗七星やオリオン座の一つ一つの星がこんなに大きく見えるものなのかと感動しちゃいました。
写真ですか？
撮影してませんでした・・・・。
だって、釣り竿とクーラーボックス、ランタンを持ってるから写真を撮る余裕が無かったんですもの。
釣り場に到着
真っ暗な中、事前に調べていたルートで釣り場に向かうと、すでに先客がおひとりいらっしゃいました。
ただし、京都北部のド早朝の寒さは
半端なかったです。
手袋も購入したりして自分なりに対策したのですが、それでも寒くて指が動かなくなりそうでした。
しかも強風・・・。
天気予報では風速１メートルって出てたのに、
クーラーボックスの上に置いていたランタン（歩行時とルアー交換時に使用）も
満タンのペットボトルも転がってしまう始末。
絶対に１メートルの風じゃないですよね。
５メートルって言われても「もっと強くね？」って言いたくなる強さ。
京都北部半端ないって、ここ半端ないって！
強風で防寒対策してるのにめっちゃ凍えるもん。
そんなんできひんやん普通
そんな条件下で始まったエギングですが、投げると風に戻されてしまうので全然飛距離が出ません。
しかも風の影響か波も高いです。
これは苦戦必至、シャクリを入れながらもそう覚悟したのでありました。
逆風で強風の中でのエギングは無理
強風下のエギングは無理だと確信していたものの、それでもイカを釣りたい一心でキャストとシャクリを頑張っていたのですが、
さすがに二時間弱も竿を振って当たりが無いと挫けてしまいます。
なので、第二目標の青物をぶっ飛び君で狙ってみることにしました。
しかし・・・
強風の中でも飛んでくれるのですが、エギング用のタックルでは飛距離に限界がありまして
ボイルが発生している感じのポイントまで届いてくれません。
何度もチャレンジを繰り返すしてみたのですがどうしてもダメ。
狙いに適したタックルを準備しなかったことが悔やまれました。
それに、今思うと、もし青物がヒットしたとしても、ラインとリーダーが耐えられないですよね。
その後、月下美人「夕凪」にルアーを変えるものの、やっぱり強風に戻されてしまってちゃんとキャストできず。
結局はエギングもジギングもトップウォーターも諦めて
サビキ釣りに移行することになりました。
うん、やっぱりこういう日はサビキですよ。
念のために用意して来て正解でした。
寒い思いして坊主で変えるのは悲しいですもん。
やっぱり楽しいサビキ釣り
これまでのサビキ釣りは主にスズメダイばかりが釣れていたので
自分たちの調理スキルが無いというか、
そもそもスズメダイを魚屋さんで買ったことがないっていうか見たことがなかったので
その素材を活かした調理ができてませんでした。
今もスズメダイの美味しい食べ方がよく分かりません。
なので、今回は釣り場が違うっていうかエリアが全然違うので、
スズメダイじゃない魚を釣りたいところです。
もちろんスズメダイだとしてもありがたい話なんですけど。。
そんな思いで仕掛けを投入して見たら、
数秒で当たりが来ました。
今日の初ヒットにテンション爆上げです。
初心者にはどんな釣り方でも釣れること自体が楽しい♪
で、上げてみたらアジでした。
人生初・アジを釣ることに成功。
嬉しい。
写真ですか？
すみません、釣るのに夢中で撮影を忘れておりました。
釣りの最中に撮影したのはこちらのみです。
アイゴ！
何ていう魚なのか不明だったのですが、Twitterで教えていただきました。
しかも、気になる情報もいただきました。なんとヒレに毒棘があるとのこと。
毒棘の存在を知らなかったものの、この日はちゃんとサカナバサミ買って持って行ってたので現地で刺されることなく持ち帰ることができました。
（自宅で処理中に刺されてしまい激痛を味わいました）
もしこれが無かったら、速攻で刺されて激痛に耐えながら帰宅する羽目になるところでした。
これはマジで買っておいて良かった。
りんたこさんとみっぴさんが使ってる動画を見てなかったら買わずにいたところでした。
（初心者って本当に無謀だなと反省しました）
アイゴが釣れてしまいましたが、その後もアジが釣れるので夢中で楽しめていたのですが、
サビキの仕掛けはこの日は一つしか持ってなくて、
その仕掛けに付属していたサビキかごの重りがいつの間にか外れてしまって水没してしまったらしく
強制終了となりました。
重りがちゃんと接着されてなかったみたい。
こういうトラブルは残念だよね。
しかも重りが海底に沈んでしまったというのは
海洋汚染に繋がるので凄く申し訳ないです。
メーカーさん、接着をしっかりお願いします。
もうちょっと釣りたかったなあ、と思いましたが、
これだけ釣れたのでヨシとしました。
釣果としてはアジが13尾に鯛とススメダイ１尾ずつでした。
（アイゴは痛い思いをしたので釣果としてはノーカウントで）
本当はアジフライにしたかったんですけど、
アイゴに刺されて調理する余裕が無く、この日は唐揚げになりました。
でも、めっちゃ美味しかったです。
伊根の魅力
真っ暗闇の時間に到着して、すぐに釣りを開始したので写真を撮ってなかったのですが、
帰り道に写真を撮ってみました。
すっごくキレイで素敵な場所でした。
なんだか住んでるエリアとは全然違うので、すべてが新鮮でした。
ただし、鳶がたっくさん飛んでいまして、江の島を彷彿させるものがありました。
（江の島より全然多いかも）
すくなくとも鴨川の鳶よりは圧倒的に多かったです。
それを差し引いても素敵な場所。
道の駅から見る舟屋群は一見の価値ありでした。
ちなみに写ってるクルマは僕のじゃありません。
次は天気の良い時に来たいなあと思ったのでした。
まとめ
釣りはめっちゃ楽しい。
風が強くて寒かったのですが、サビキ釣りとは言え、美味しいお魚を釣ることができるっていうのは凄く楽しいんだってことを思い知らされた釣行でした。
気付けば帰り道は笑顔になってましたし、帰宅した後もニコニコ状態でした。
早起きして、日光を浴びながら、夢中で遊べる。
最高の趣味を見付けてしまったかもしれません。
今日のおみやげ
今回のおみげは「おかしの館 はしだて」で購入したきんつばとあんぱん
そして、SAで購入した山菜おこわと栗の入った大福でした。
どれも凄く美味しかった～～。
